自分のことを理解できた留学 IN マレーシア
お久しぶりです。なぎんこです。
長らくブログをさぼりました。
理由としては、「読んでもらう」文を書こうとすると何だかかけなかったからです。
他人も読みやすい文でないと、とか、あんまり口悪いことは書かん方が、とか色々気になってしまってました。
しかし、最近本屋さんで話題の「読みたいことを、書けばいい。」という本を読んで、自分のために書こう。ありのままに書こう、自分のひねくれてるとことも。自分が読んで情景を想像できればいいし、自分のブログなんだから自分の気持ちに素直になっていいんじゃないかなと思えるようになり、今タイピングがスムーズに進んでおります。
そんなこんなでこの度は私が夏休みに短期留学で行ったマレーシアでの出来事を記録しておきたいです。
留学の情報
・大学のプログラムで三週間
・マレーシアのマラヤ大学へ(日本の東大よりも賢いらしい)
・マラヤ大学の生徒1人と日本人留学生3人の合計4人同じ部屋で寮生活。
・同時期に日本の他大学からも留学生が来ているので交流できる
・3週間みっちりスケジュールが決まっている
・行動は大体ルームメイト3人とともに
留学の目的
・語学上達したい
・寮生活をしてみたい(みんなでわいわいできるようになりたい)
・同じ大学の子達と仲良くなりたい。
・現地の大学生と仲良くなりたい。
留学を行ってみた感想
・一人の時間がなくてつらい(寮生活が苦手だった。)
・英語が聞き取れなくて授業についていけない
・もちろん現地の大学生が何の話をしているのかわからない
・いいたいことが言えない
・現地の大学生が自国の歴史を淡々と英語で話していて感動(私は大学生ですと名乗ることを恐縮してしまう程)
・多民族国家独特の何かを感じた(いつか語りたい)
・みんなすごい
・毎日嫉妬と焦りの繰り返し。
正直留学はかなり苦い記憶です。
楽しかったこともたくさんありましたが、それ以上に挫折が多かった。
でも、忘れないうちに。未来のために。嫌なことも記録します。
先日、同大学の友達AとAの知り合いの会社員の女性Bとご飯に行きました。
Bさんの仕事の話になり、就活の話になり(私もAも2回生)、自己分析の話になりました。
私は「自己分析っていうけど、自己を分析なんてできっこないし、まず自己分析できたってどうなったらできたって言えるんや」っという意見を持っていました。
そして私はこれに対してのBさんの意見を聞きたくて尋ねました。
Bさんの意見
「現在就活中の後輩にめちゃあたるんですと言われてやった自己分析のテストの結果が、今の自分の真逆だった。そこで思い出した。本当の自分を」
ふ、深い。
Bさんがいうには、もともとの自分と今の自分は異なると。なぜなら、今の自分はもともとの自分の改善しようとしてなった状態であるからだと。
「このままではだめだ」と思って元々の自分を変えることでできた今の自分も自分だけど、それは元々生まれ持った性質ではないから、そこだけを自分だと思うことは危険であると。
元々の自分も知っておかないと、「私はこういう人間なはずなのになんでうまくいかないんだ」ってことが起きて苦しくなってしまう。
この話を聞いた時、留学に帰ってきてからのつっかかりみたいなものがすっとなくなった気がしました。
ああ。自分を責めなくてもいいよかったんだなと。
よくよく思えば、
修学旅行、遠足、学校(ずっと団体行動。予定も全部決まってる)が苦手だった私が予定全部決まってて、一人になれない寮生活が苦しくなるに決まってるじゃないかと。
朝から晩までずっと団体行動で、そのあと深夜もわいわい外でスポーツをしている私以外のみんなを見て焦っていました。
な、なんでみんなはみんなとずっと喋ってるんだ?
そう思いながらもみんなが確実に現地の大学生と仲良くなっていってるのを見て苦しみました。
ああ。私もみんなと深夜スポーツをしてコミュニケーションをとらないといけない。
おいて行かれる。
団体行動苦手なんてただの言い訳だ。
で、でももう誰とも喋りたくない。
そんな毎日を過ごしていた私でしたが、仕方なかったんだなと。
自分を許すことは自己理解でもあったんだなと。
なりたい自分になりきっていると元々の自分って忘れてしまうものなんだなって思いました。
あと、頑張って嫌な部分を改善してきたのに結局は改善できてないというか。
足はやっぱ足の役割が一番合ってるし、手は手、目は目なんだな。
でも、思うのはみんな様々なのに「みんな手になりなさい!」って言われてる気がします。
もっと、みんなが自分に与えられた様々な性質を生かして、それぞれの役割を果たせられたら幸せだなって思ってしまいました。
でも、私はもっと違う方法でもコミュニケーションをとれたのではないかと思うし、語学を上達させるという目標は果たせていないので、集団行動が苦手だという自分は許しますが、努力不足な自分のことは許しません。
引き続き頑張ります。
就活でもしっかり元々の自分と今の自分を理解したうえで仕事を見つけられたらいいなと思います。